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月別アーカイブ: 2025年6月

ヤマイチのよもやま話~第10回~

皆さんこんにちは!

 

全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店の

ヤマイチ、更新担当の富山です。

 

 

 

メロンをもっと楽しむための豆知識──食べ頃・保存・切り方・アレンジ活用術!


前回に続き、今回はメロンの“美味しい食べ方・楽しみ方”についてお届けします。

せっかく選んだ美味しいメロン、**最高の状態で味わっていただきたい!**そんな想いを込めて、保存や食べ頃の見分け方、切り方のコツやアレンジレシピまで、まるごと解説いたします。


◆ メロンの「食べ頃」を見極めるポイントは?

 

メロンは収穫後に追熟が必要な果物です。買ってすぐよりも、数日置いて香りが立ってからが本番

見極めのコツは以下の3つ:

  1. 香りが強くなる(甘い香りが鼻に抜けるようになったら◎)

  2. お尻が少し柔らかくなる(軽く押して弾力が出てきたら食べ頃)

  3. 果皮にツヤが出てくる

 

※追熟は常温で。冷蔵庫に入れると熟しませんので注意!


◆ ベストな保存方法は?

 

追熟中は風通しのよい涼しい場所に置いておき、食べ頃を迎えたら冷蔵庫で冷やします。

  • 丸ごとの場合:冷蔵庫の野菜室で1〜2日以内に

  • カットした場合:ラップ+タッパーに入れて冷蔵庫、できれば翌日までに

 

※冷凍保存もできますが、食感は落ちるので「スムージー用」などにおすすめ。


◆ 切り方にもコツあり!

 

半分に切ってスプーンで食べるのも美味しいですが、実は「果肉の甘さは中央部に集中」しています。

おすすめはこの切り方:

  1. 縦半分にカット

  2. 種を取り、さらに縦に4等分

  3. 甘さが偏らないよう、斜めカット or キューブ状にして食べる

 

おもてなしには「網目ごとくり抜きカット」も映えます!


◆ メロンをもっと楽しむアレンジアイデア

 

いつもとちょっと違った楽しみ方もご紹介!

  • 生ハムメロン:甘さと塩気の絶妙バランス

  • メロンスムージー:牛乳+氷で簡単爽やかドリンク

  • メロントースト:カリッと焼いた食パンにスライスメロン+はちみつ

  • メロンゼリー:ジュースと果肉で簡単手作りおやつに

 

また、クインシーやパパイヤメロンなど果肉がしっかりした品種は、サラダや冷製スープにもぴったりです。


◆ まとめ:メロンは“旬の果物の宝石箱”

 

熊本には、全国に誇れるメロンが数多くあります。それぞれの個性を知り、食べ頃で味わい、アレンジで広げる──
それが、メロンを楽しむいちばんの秘訣です。

青果店では、その日一番の状態のメロンをプロの目で選んでご提供しています。旬のメロンをぜひご家庭で楽しんでみてくださいね!

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

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ヤマイチのよもやま話~第9回~

皆さんこんにちは!

 

全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店の

ヤマイチ、更新担当の富山です。

 

 

 

熊本が誇る!個性あふれるメロン7選──香り・甘さ・食感の競演


今回は、私たちの店頭にも毎年多くのファンが訪れる「メロンの名品種」を特集します。

熊本は実は“メロン王国”とも言えるほど、多彩な品種が栽培されている地域。阿蘇や八代、宇城など、地域ごとの気候と農家さんの技術によって、それぞれのメロンが豊かな個性を放っています。

今回は特に人気のある7品種、アールスメロン、ホームランメロン、アンデスメロン、肥後グリーンメロン、タカミメロン、クインシーメロン、パパイヤメロンを詳しくご紹介します!


◆ アールスメロン──“メロン界の王様”と呼ばれる理由

 

網目の美しさと香りの華やかさで有名な「アールスメロン」。
果肉はとろけるような食感で、上品な甘さが特徴です。栽培にはきめ細かな管理が必要で、温室で1本の木に1玉だけを育てる贅沢な作り方をしています。

熊本では宇城市などで生産が盛んで、贈答品としても人気があります。


◆ ホームランメロン──安定の甘さと手頃なサイズ感

 

その名の通り、誰が食べても「当たり!」と感じられるホームランメロン。
比較的小ぶりながら、果肉はジューシーで味のバランスが良く、家庭用として根強いファンがいます。

収穫期にはまとめ買いする方も多く、「普段の食卓にメロンを」という方におすすめです。


◆ アンデスメロン──「安心です」から名づけられた定番品種

 

「誰でも手軽においしく食べられるメロン」というコンセプトから生まれたアンデスメロン。
果皮はなめらかな網目模様、果肉はややしっかりめで、追熟させることでどんどん甘さが増していきます。

熊本でも出荷量の多い品種で、6月から7月にかけてが最盛期です。


◆ 肥後グリーンメロン──熊本のプライドが詰まった特産品!

 

こちらは熊本県オリジナル品種。「肥後」の名を冠するだけあって、香り・大きさ・果汁量ともにトップクラス!
皮が薄く、果肉は緑色でしっとりした口当たり。シャリ感もあり、食べ応えは抜群です。

市場に出回る期間が限られており、まさに“旬を狙って食べたい”メロンです。


◆ タカミメロン──清涼感ある食感が夏にぴったり

 

網目が美しく、果皮はやや青みがかっています。果肉は淡い緑色で、すっきりした甘さとシャキッとした歯触りが特徴。

「甘すぎるのは苦手だけど、さっぱりしたメロンが好き」という方にぴったりの品種で、食後のデザートや冷やしカットにも向いています。


◆ クインシーメロン──赤肉メロンの女王

 

果肉が鮮やかなオレンジ色で、見た目のインパクトも抜群。
しっとりした食感とまろやかな甘さが特徴で、女性にファンが多い品種です。

赤肉メロンは栄養価も高く、βカロテンやビタミンCが豊富。美容や健康にも良いとして注目されています。


◆ パパイヤメロン──ユニークな外見と独特の風味

 

外見はまるでパパイヤのような細長い形状ですが、味わいはしっかりとしたメロン。果肉は白っぽく、あっさり系の甘さと柔らかい食感が特徴です。

流通量は少ないですが、熊本の一部農家でひそかに栽培されており、知る人ぞ知る“隠れた逸品”です。


◆ まとめ:どのメロンが好み?食べ比べて楽しもう!

 

メロンとひとことで言っても、品種によってこんなにも違いがあるんです!
甘み、香り、食感、大きさ…それぞれの特徴を知って選ぶことで、もっと楽しく美味しいメロンライフが広がります。

次回は、「食べ頃の見分け方」や「保存方法」「おすすめの食べ方」についてご紹介します!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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