-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー

皆さんこんにちは!
全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店の
ヤマイチ、更新担当の富山です。
今回は、私たちの店頭にも毎年多くのファンが訪れる「メロンの名品種」を特集します。
熊本は実は“メロン王国”とも言えるほど、多彩な品種が栽培されている地域。阿蘇や八代、宇城など、地域ごとの気候と農家さんの技術によって、それぞれのメロンが豊かな個性を放っています。
今回は特に人気のある7品種、アールスメロン、ホームランメロン、アンデスメロン、肥後グリーンメロン、タカミメロン、クインシーメロン、パパイヤメロンを詳しくご紹介します!
網目の美しさと香りの華やかさで有名な「アールスメロン」。
果肉はとろけるような食感で、上品な甘さが特徴です。栽培にはきめ細かな管理が必要で、温室で1本の木に1玉だけを育てる贅沢な作り方をしています。
熊本では宇城市などで生産が盛んで、贈答品としても人気があります。
その名の通り、誰が食べても「当たり!」と感じられるホームランメロン。
比較的小ぶりながら、果肉はジューシーで味のバランスが良く、家庭用として根強いファンがいます。
収穫期にはまとめ買いする方も多く、「普段の食卓にメロンを」という方におすすめです。
「誰でも手軽においしく食べられるメロン」というコンセプトから生まれたアンデスメロン。
果皮はなめらかな網目模様、果肉はややしっかりめで、追熟させることでどんどん甘さが増していきます。
熊本でも出荷量の多い品種で、6月から7月にかけてが最盛期です。
こちらは熊本県オリジナル品種。「肥後」の名を冠するだけあって、香り・大きさ・果汁量ともにトップクラス!
皮が薄く、果肉は緑色でしっとりした口当たり。シャリ感もあり、食べ応えは抜群です。
市場に出回る期間が限られており、まさに“旬を狙って食べたい”メロンです。
網目が美しく、果皮はやや青みがかっています。果肉は淡い緑色で、すっきりした甘さとシャキッとした歯触りが特徴。
「甘すぎるのは苦手だけど、さっぱりしたメロンが好き」という方にぴったりの品種で、食後のデザートや冷やしカットにも向いています。
果肉が鮮やかなオレンジ色で、見た目のインパクトも抜群。
しっとりした食感とまろやかな甘さが特徴で、女性にファンが多い品種です。
赤肉メロンは栄養価も高く、βカロテンやビタミンCが豊富。美容や健康にも良いとして注目されています。
外見はまるでパパイヤのような細長い形状ですが、味わいはしっかりとしたメロン。果肉は白っぽく、あっさり系の甘さと柔らかい食感が特徴です。
流通量は少ないですが、熊本の一部農家でひそかに栽培されており、知る人ぞ知る“隠れた逸品”です。
メロンとひとことで言っても、品種によってこんなにも違いがあるんです!
甘み、香り、食感、大きさ…それぞれの特徴を知って選ぶことで、もっと楽しく美味しいメロンライフが広がります。
次回は、「食べ頃の見分け方」や「保存方法」「おすすめの食べ方」についてご紹介します!
次回もお楽しみに!