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皆さんこんにちは!
ヤマイチ、更新担当の富山です。
シリーズ3: 青果店の目利き術!美味しい野菜と果物の選び方
前回は 旬の食材とその楽しみ方 についてお話ししました。
今回は、青果店で実際に野菜や果物を選ぶ際の 目利きのポイント をご紹介します。
1. 美味しい野菜の見分け方
✅ 葉物野菜(ほうれん草、キャベツなど)
・葉が 濃い緑色 をしていて、ピンと張りがあるものが新鮮
・しおれていたり、黄色く変色しているものは避ける
✅ 根菜類(大根、人参、じゃがいもなど)
・表面が滑らかで、傷やひび割れが少ないものを選ぶ
・重みがあり、持ったときにずっしり感じるものが良い
✅ トマトやピーマンなどの果菜類
・ツヤがあり、色が均一で濃いものが美味しい
・ヘタがピンとしているものを選ぶ
2. 美味しい果物の見分け方
✅ りんごや梨
・皮にハリがあり、持ったときにずっしりとした重さがあるもの
・お尻の部分が広がっているものが甘い
✅ みかんやオレンジ
・皮の表面が滑らかで、ギュッと詰まった感触があるもの
・皮が浮いているものは水分が抜けている可能性がある
✅ ぶどうやブルーベリー
・粒が大きく、しっかりとした色味のものが甘い
・白い粉(ブルーム)が付いているものは新鮮
3. まとめ
✅ 見た目の色やツヤ、重さをチェックすることが重要
✅ 野菜や果物の種類ごとに、新鮮さの判断基準がある
✅ 青果店では、鮮度の良い商品を厳選して仕入れている
次回は 「青果店の仕事とは?1日の流れと裏側」 について解説します。
青果店で働く人たちがどのように仕入れ、販売し、鮮度管理をしているのかをご紹介しますので、お楽しみに!
皆さんこんにちは!
ヤマイチ、更新担当の富山です。
~みずみずしさと甘みが魅力の旬の野菜~
今回は、春の訪れとともに出回り始める「熊本の新玉ねぎ」についてご紹介します。
全国でも有数の新玉ねぎの産地として知られる熊本県では、特に芦北町や水俣地域を中心に、高品質な新玉ねぎが栽培されています。地元では春の風物詩とも言える存在で、毎年この時期を楽しみにしているファンも多いんですよ。
熊本の新玉ねぎの最大の特徴は、みずみずしさと甘み。
通常の玉ねぎと違って皮が薄く、水分をたっぷり含んでいるため、包丁で切った時の“シャキッ”とした音や、手触りからも新鮮さが伝わります。
また、辛味が少なく、生でも食べやすいのが魅力です。スライスしてそのままサラダにしたり、かつお節とポン酢で和えるだけでも絶品。火を通すとさらに甘みが増し、煮物やグリル、丸ごとスープなどにもぴったりです。
熊本の新玉ねぎの旬は、2月下旬から4月中旬ごろまでです。
九州の温暖な気候を活かして、全国でも比較的早い時期から出荷されるのが特長。特に3月に入ると、本格的に各地のスーパーや直売所にも並び始め、多くの食卓に春の彩りを添えています。
通常の玉ねぎと違い、長期保存には向いていないため、購入後は新聞紙などに包んで涼しい場所で保存し、なるべく早く食べきるのがベストです。
熊本の新玉ねぎは、そのままでも、火を通しても美味しくいただけます。おすすめの食べ方をいくつかご紹介します。
スライスサラダ
→ 薄くスライスして水にさらし、ポン酢+鰹節、マヨネーズ+ゆで卵などでアレンジを。
丸ごとレンジ蒸し
→ 玉ねぎの上下を少し切り、十字に切れ目を入れてラップ。レンジで加熱後、バターや醤油を添えて。
肉巻き焼き
→ くし切りにした新玉ねぎを豚バラで巻いてフライパンで焼くだけ。甘みが際立ちます。
スープ・味噌汁
→ 玉ねぎの甘みが汁全体に広がり、体にもやさしい一品に。
熊本の新玉ねぎは、春の短い期間だけ味わえる“旬の恵み”です。
そのみずみずしさとやさしい甘さは、まさに季節のごちそう。ぜひ今年の春は、熊本の新玉ねぎを取り入れて、食卓にひと足早い春を感じてみてください。
地元生産者のこだわりと愛情が詰まった一玉を、どうぞお楽しみください。
次回もお楽しみに!