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皆さんこんにちは!
全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店の
ヤマイチ、更新担当の富山です。
目次
~サクッと甘い!秋だけの贅沢フルーツ~
秋の果物といえば、リンゴやブドウ、そして柿。
中でも近年特に注目を集めているのが、**熊本県産の「太秋柿(たいしゅうがき)」**です。
太秋柿は、従来の柿とは一線を画す“新感覚の食感”と“圧倒的な甘み”が特徴。
市場でも高級果実として扱われることが多く、贈答品や店頭販売でも人気が高まっています。
今回は、その太秋柿の魅力を、産地・味・見た目の3つの視点から詳しくご紹介します。
太秋柿は、「富有柿」と「次郎柿」などを掛け合わせて誕生した品種で、柿の中でも比較的新しい系統に属します。
誕生のきっかけは、より甘く、よりシャキッとした食感の柿をつくりたいという生産者の想い。
その結果誕生したのが「太秋」。
従来の柿に比べて繊維が細かく、果肉の密度が高く、
一度食べると「これまでの柿とはまったく違う!」と驚く方が多いのです。
熊本県は太秋柿の代表的な産地のひとつ。
阿蘇の山々から吹き下ろす風と、ミネラル豊富な火山灰土壌が、太秋柿に理想的な栽培環境を与えています。
この地域では、1つひとつの実に袋掛けを行い、
直射日光をコントロールしながら、色づきと甘みのバランスを調整。
また、収穫前の一定期間、水分調整を丁寧に行うことで、
果肉の糖度を上げ、太秋柿ならではの**“サクッとした果肉”と“上品な甘さ”**を引き出しています。
熊本県内の主な産地には、山鹿市・玉名市・宇城市などがあり、
どの地域も「柿づくりのプロフェッショナル」が日々研究を重ねています。
一番の魅力は、なんといってもその食感です。
完熟しても柔らかくなりすぎず、まるで梨のようなサクサク感が残ります。
また、太秋柿は糖度が非常に高く、平均で18~20度。
完熟個体では22度を超えるものも珍しくありません。
ただ甘いだけでなく、フルーティーでキレのある後味が特徴で、
食後のデザートにもぴったりです。
太秋柿の表面には、うっすらと「条紋(じょうもん)」と呼ばれる透明なスジが入ることがあります。
これを知らないお客様の中には「傷では?」と思う方もいますが、
実はこれは果肉に糖分がたっぷり詰まっている証拠。
この条紋が多いほど、太秋柿は甘くおいしいとされています。
青果店では、この特徴をぜひ**“甘さのしるし”として説明POPに書く**のがおすすめです。
柿は「柿が赤くなると医者が青くなる」と言われるほど、
栄養価の高い果物として知られています。
太秋柿にも、ビタミンC、カリウム、βカロテンが豊富に含まれており、
疲労回復・むくみ防止・美肌づくりにも効果的。
特に熊本産のものは、自然な甘みが強いため、砂糖を加えずにスイーツ代わりとして楽しめるのも魅力です。
✅ 熊本産の太秋柿は、梨のようなサクサク食感と高糖度が特徴
✅ 条紋は“甘さの証”で品質の良さを示すサイン
✅ 栄養価が高く、美容・健康にも◎
✅ 店頭では「秋限定の特別な柿」としてアピール
一度食べたら忘れられない、熊本の太陽が育てた極上の秋の味覚。
見た目も味も格別な太秋柿を、ぜひお客様の食卓でお楽しみください🍂
次回もお楽しみに!
全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店です。
お気軽にお問い合わせください。