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日別アーカイブ: 2025年11月10日

ヤマイチのよもやま話~第19回~

皆さんこんにちは!

 

全国各地から仕入れた生鮮野菜や果物を熊本県内に供給している青果店の

ヤマイチ、更新担当の富山です。

 

 

 

🍊熊本の初冬を彩る「早生みかん」
〜爽やかな酸味とやさしい甘み、旬の訪れを告げる果実〜


秋の終わり、熊本の青果店の店先に鮮やかなオレンジ色が並び始めると、
それは「冬の足音」が近づいてきた合図。

その主役こそ――早生(わせ)みかんです🍊。


🌿 早生みかんとは?

 

「早生みかん」とは、その名の通り“早く熟すみかん”のこと。
一般的な温州みかんの中でも、10月下旬〜12月初旬に出回る品種を指します。

皮が薄く、果汁が多く、ほどよい酸味が特徴。
「甘すぎず、さっぱりしていて何個でも食べられる」と、
熊本の青果店でも人気の高い時期限定のみかんです。


🍊 熊本は“みかん王国”

 

熊本県は、全国でも有数のみかんの産地。
特に宇城市や上天草市、天草下島などでは、
温暖な気候と穏やかな海風に恵まれた畑で、
風味豊かな早生みかんが育てられています。

昼夜の寒暖差が大きい地域では、
果実の糖度が上がり、酸味とのバランスが絶妙。
太陽の光をたっぷり浴びたみかんは、
皮をむいた瞬間にふわっと香りが広がります。


🍃 美味しさの秘密

 

熊本の生産者たちは、
「甘さと酸味のバランスを見極める」ことにとてもこだわります。

熟しすぎると酸味が抜けてぼやけた味になり、
早すぎると酸っぱくなりすぎる。
収穫のタイミングを見極めるのは、長年の勘と経験。

青果店の店主は言います。

「皮の色だけじゃわからん。ツヤと手触り、香りで決める。」

その言葉の通り、熟度を見極めて仕入れた早生みかんは、
口に含むと爽やかな酸味と自然な甘みが広がります。


💡 食べ方のおすすめ

 

・冷やしすぎず、常温で味わうと香りが豊かに
・皮が薄いので、そのままスムーズに手でむける
・搾ってフレッシュジュースにしても美味

また、冷蔵庫で保存する場合は、
ヘタを下にして1段ずつ並べると長持ちします。


🧺 まとめ

 

熊本の早生みかんは、冬の始まりを告げる果実
ひと房口に含めば、やさしい酸味と甘さが広がり、
まるで秋と冬の境目を味わっているような感覚になります。

寒くなり始めたこの季節、
温かいお茶と一緒に、熊本の早生みかんをぜひ味わってみてください🍵。

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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